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  • Yoshinari Okawa

樹木を選ぶ。

ランドスケープの設計は、緑を素材として風景を作るため、樹木がとても重要になります。

各プロジェクトにおいて、苗圃で樹木を選ぶ必要があります。


上海のとあるオフィス開発のプロジェクトのため、浙江省の太湖周辺で1泊2日で樹木を選びに行きました。

一回のナーサリービジットで15種類以上の樹木を選べたのは幸いです。

これも中国の苗圃が以前よりも格段に質が上がったためだと思います。


以前は、まともな樹形の木が少なく、苗圃もきれいに整備されておらず、選択がとても難しかったのですが、最近は綺麗な木が多いので、選ぶのがずいぶん簡単になりました。

10年前とは色々なところで発展を感じます。


株立のエノキ。

目通りのサイズは測ってはくれるのですが、高さは図ってくれず、あくまでも目測です。

そのため女性のスタッフが1.6mの単位として立っています。



ケヤキ。

以前は中国ではあまりケヤキが苗圃で育てられておらず、大きく、均一なケヤキを探すのはとても大変でしたが、最近はケヤキがよく使われるようになったため、苗圃でも充実しています。



こちらはナタリーという名前のナラの一種です。北米から中国に最近来たようで、よく見かけるようになりました。

学名は、Quercus nuttallii

華東地区の気候にあっているのか、多くの苗圃で育てられており大流行しています。



こちらは日本でもイロハモミジ。中国のものは少し小さく、大きなものは手に入りません。


そのほかにもクスノキやイチョウ、ナンキンハゼ、サルスベリ、サクラ、キンモクセイなど日本でお馴染みの植物を選んできました。

ただし、サクラは日本とは違って、ちょっと小ぶりです。


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